ボアヴィスタって、どこ?
とうとうこの日がやってきました。
我らが渡井選手がポルトガル1部リーグクラブへ移籍するという事実を知った瞬間、すげー-ー--うれしいな、うまく活躍できたらいいなあワクワクと、まるで自分の家族や友達が何かに挑戦するかのように興奮した自分がいました。
その後、いったん気持ちが落ち着いたところで、「ボアヴィスタ???どこ???」と興味がわいてきました。
徳島サポのみなさんは、4年半もの長い間わが子のようにかわいがってきた渡井選手が選んだ新天地ということで、ちゃんとしたクラブなのか、興味津々なことだと思います。自分も徳島のいちファンとして、ボアヴィスタのことを知りたい!と思いました。
幸いにも、自分が社会人になり仕事を始めたころ(遠い昔・・・)ポルトガル語話せたらなんか役に立つかもと思い、勉強していたことがあり、(リスニングは難しいにしても)ポルトガル語の文章を読むことはまだできる自信があります(スマホで辞書を引き引き)。
せっかくのポルトガル語の知識、使わにゃ損だ!ということで、完全に自分の興味本位で、とりとめもなく、謎のクラブ、ボアヴィスタのことをこれから調べてみようと思います。
まずは、ボアヴィスタの基本情報から。
(英語が読める人は、英語版wikipediaのボアヴィスタ説明ページをどうぞ)
自分なりに大事だなと思ったところは、
・ボアヴィスタFCは、ポルトガル北部の街、ポルトを本拠地とするスポーツクラブ。1903年8月1日に、イギリスの起業家とポルトガルの繊維業の作業者たちによって設立された。
イギリスの起業家が設立にかかわっていることから、イギリス流で、「FC」がクラブ名の後ろについている。(一般的に、ポルトガルのクラブは、「FC」はクラブ名の前についている。FCポルトみたいな形が普通)
・サッカー、チェス、体操、自転車競技、フットサル、バレーボール、ローラーホッケー、ボクシングなどの部門を持つ総合スポーツクラブ。
一番有名なのはサッカー部門で、トレードマークは白と黒のチェック柄のユニフォーム。ちなみにeスポーツ部門もあり。
・ホームタウンが同じ、FCポルトとはライバル関係にあり、ダービーマッチは「O Derby da Invicta」と呼ばれることもある。(Invictaは、ラテン語で不屈の、という意味。負けられないダービーってとこでしょうか)
・2000-2001シーズンにリーグ優勝を経験。ちなみにこれはかなりすごいことで、リーグがスタートした1934-1935シーズン以来、ビッグ3(ベンフィカ、ポルト、スポルティングCP)以外でリーグ優勝をしているのはボアヴィスタとベレネンセス(1945-1946シーズン)の2チームのみ。(逆に言うとビッグ3強すぎでしょ、ポルトガルリーグ。)
・ホームスタジアムはエスタディオ・ド・ベッサ。収容人数28,263人。ポルトガル開催のユーロ2004の時に改修され、ポルトガル代表の試合でも使われているスタジアム。
・女子チームもあり、国内屈指の強豪。90年代に複数年連続して優勝しており、代表にも数多く選手を輩出。
・現在の監督はかつてベンフィカなどでプレーした元ポルトガル代表MFのプティ(Petit)。(懐かしい・・・)
・2021-2022シーズンは18チーム中12位。
・・・とこんなところでした。
正直一番驚いたのは、ボアヴィスタのことより、ポルトガルリーグは90シーズン近くやって、ビッグ3以外が優勝したのは2回だけ・・・ビッグ3どんだけ強いんだよ・・・という事実でした。想像以上の3強っぷりでした。
そんな、3チームだけ異常に強いというリーグ状況を知ると、その3強にもしもボアヴィスタが食い込んだら・・・渡井選手は・・・ビッグクラブ移籍・・・代表入り・・・どうなってしまうんだ・・・とまたワクワクが戻ってきましたね。
さて、ここからは、直近のクラブのTwitter投稿からクラブのことを探っていこうと思います・・・
2️⃣3️⃣ 🥳
— Boavista FC (@boavistaoficial) 2022年7月13日
Parabéns, Hamache!#BoavistaFC #OrgulhoAxadrezado #YanisHamache pic.twitter.com/twX8zDhvqM
このブログを書いている時点でクラブ公式Twitterが投稿している最新のツイートがこれ。
「23 誕生日おめでとう、アマシュ!」
ということで、選手の誕生日を祝うツイートでした。ヴォルティスの公式Twitterは誕生日を祝うとき、専用の画像を作っていますが、このチームはだいぶシンプルですね・・・でもなんか23と絵文字だけでもかっこいい・・・シンプルな祝い方もありですね。
ちなみに、このアマシュ選手、アルジェリア代表にも召集されたことのある左サイドバックです。渡井選手、これから各国の代表選手が当たり前のように同僚になるんですね…わくわく。
ちなみに誕生日おめでとうは、ポルトガル語で、Parabénsです。(渡井選手は来週18日が誕生日・・・早速この単語を使うチャンス・・・)
📢 𝗕𝗼𝗮𝘃𝗶𝘀𝘁𝗲𝗶𝗿𝗼𝘀, saiu a convocatória para sexta-feira e foram todos... 𝗖𝗛𝗔𝗠𝗔𝗗𝗢𝗦! 👏
— Boavista FC (@boavistaoficial) 2022年7月12日
Junta-te a nós para o primeiro 𝗧𝗥𝗘𝗜𝗡𝗢 𝗔𝗕𝗘𝗥𝗧𝗢 da época! 🏁
📆 Sexta-feira (15 julho)
🕞 17h00
📍 Campo de Treinos do Estádio do Bessa Séc. XXI pic.twitter.com/8FX4iT2gyV
「今シーズン初の公開練習だ!集まれ!
7月15日金曜日、17時、エスタディオ・ド・ベッサ トレーニングセンター」
とのこと。
あさってから今シーズンの公開練習スタートだそうです。渡井選手、早くも金曜日にファンの前でお披露目!?
𝗕𝗔𝗖𝗞 𝗧𝗢 𝗕𝗨𝗦𝗜𝗡𝗘𝗦𝗦 💼⚽
— Boavista FC (@boavistaoficial) 2022年7月12日
Saudades de ver estas caras no Bessa? 🤗 #BoavistaFC #OrgulhoAxadrezado pic.twitter.com/CIde2zYdGb
「仕事に戻ろう ベッサ(スタジアム)で選手の顔を見るのが待ち遠しい?」
まだヨーロッパ各国リーグはオフシーズンですが、8月のシーズンスタートに向けて練習してますね。練習着、シンプルですけどおしゃれですね。よく見るとなんか練習着に書いてある・・・いつか解読したい・・・
↓他のツイートも見ると、ボアヴィスタは7/1にプレシーズンの練習をスタートしたようです。
Bem-vindos à pré-época! 😃👍#BoavistaFC #OrgulhoAxadrezado pic.twitter.com/V8ddy001vR
— Boavista FC (@boavistaoficial) 2022年7月1日
A 𝗣𝗮𝗻𝘁𝗲𝗿𝗮 já garantiu o 𝗟𝘂𝗴𝗮𝗿 𝗔𝗻𝘂𝗮𝗹 para a época 22/23! E tu, de que estás à espera? 👀
— Boavista FC (@boavistaoficial) 2022年7月11日
𝗢 𝘁𝗲𝘂 𝗹𝘂𝗴𝗮𝗿 𝗲́ 𝗻𝗼 𝗕𝗲𝘀𝘀𝗮 🖤🤍
ℹ️ https://t.co/8v0pljASsZ#BoavistaFC #LugarAnual pic.twitter.com/r9R3dRmuQP
「パンテラは、もう22/23シーズンのシーズンシートをゲットしました!あなたは、どうするの?あなたの場所は、ベッサ(スタジアム)の中にある」
謎のマスコットが出てきたと思ったら、シーズンシートの宣伝のツイートでした。本当だったら僕もポルトガルに行って、シーズンシート買って全試合見たいところですが・・・
シーズンシートより気になるこのマスコットですが、ヒョウです。現地では「パンテラ」と呼ばれています。英語ではパンサー(panther)ですね。
渡井くん、タヌキのチームから、ヒョウのチームに行くんですね。大変です。このヒョウ、結構リアルな顔してますね。
↓若干かわいい顔の時もあるようです。
Fun fact - our oficial mascot is a black panther 😁😍 Boavista will be a great home for La Panterita Ellis pic.twitter.com/8ZBX9m9DGg
— Pedro Silva (@PepSilva23) 2020年9月11日
ちなみに、クラブの愛称は、「Os Axadrezados(チェック柄のやつら)」と「As Panteras(ヒョウたち)」のようなので、日本語なら、「チェッカーズ」か「パンサーズ」みたいな感じなんでしょうか。なんかかわいいですね。
と、気の向くままにいろいろ調べてみました。また気が向いたら、時間があるときに謎のクラブ、ボアヴィスタについて調べてみようと思います。
(今日の朝の時点ではブログ書こうなんて全く思ってなかったのに、移籍のニュースを知って、なんかエネルギーがわいてきて、勢いだけではてなブログの登録を完了して、ブログを書いてしまいました。意外と楽しいですね。こんな想定外な思いをさせてくれた渡井選手、ありがとう)
今日のところは以上。
とりあえずは、渡井選手、ここからがスタートだ!!!徳島から応援してます!!!